リフォーム ( リノベーション )を考え始めたのは今から6年くらい前だったと思います。
特に今すぐ リフォーム しないとボロボロとかいう状況でもなくて、なんとなく「そろそろ リフォーム したい」「経年で少し傷んできたところを綺麗にしたい」という感じだったので、
色々タイミングが合わなかったり、いざとなると面倒だったりで、「 リフォーム したいね〜」、「早くしないとね〜」と言いながら、結局ずるずると先延ばしになっていました。
そうこうしているうちに、築20年近くになってきて、さすがにだんだん傷みが目立ってきたのはやっぱりお風呂。そろそろ本気で考えなきゃね。ということで、
2017年のちょうど今頃、重い腰を上げて、今年中に必ずリフォームするぞ!ということになりました。
もし、スケルトンリフォーム や 全面リフォーム ( リノベーション )をするとなると必要な “引っ越し” がどうにも面倒だったので(家族全員腰が重かった理由がそこ)
水回りとか部分的な リフォーム だけでもいいよね、という案も出ていましたが、
やるなら全部変えちゃおうか、ということで、 スケルトンリフォーム ( リノベーション )の方向で検討することに。
リフォーム ( リノベーション )はどの会社にお願いするのが良いの?
そうなると、まずは業者さん選び。
お願いする先は、建築士さんだったり、リフォーム会社だったり、工務店だったり、はたまたメーカーさんだったり、と選択肢は沢山あります。
あるのですが。
リフォーム も初めてだし、建築も素人だし、なんにも知らないし、どこにお願いしていいかさっぱり分かりません。
普通は リフォーム といったらとりあえず、CMでみかけたりチラシが入っている近所の工務店さんやリフォーム会社さんに相談するのが一般的ではないでしょうか。
部分的なリフォームだって充分ワクワクするものですが、 リノベーション ( 全面リフォーム )なら、注文住宅を建てるのと同じ。
ずっとお願いしたかった建築家さんや、センスが合うリフォーム会社。自然素材を使ってくれる工務店。
こだわって探して、一緒に1から作り上げる理想のお家。
どんな素敵なお家にしよう〜ってわくわく、夢が広がりますね^^
我が家の場合は…。
計画当初、私は自分の部屋以外のリフォームには興味もなく、
というより、何も考えておらず、
というより、本音は私は色々こだわりが強くて、本気をだすと面倒くさいのが自分でも分かっていたので?
なるべく口を出さず、父に任せようと考えていました。
父は、 リフォーム にあたり特にリサーチをすることもなく、
やるならさっさと決めて、今年中にリフォーム終わらせよう。
という、スタンスでして。
きれいになれば大概はよくみえるだろう的な、
プロにおまかせすればどう転んでもそれなりにみえるだろう的な
“ リフォーム に対する夢も希望も控えめ”派で(笑)
リフォーム会社選びの基準は、“万が一何か不具合が出た時に補償や対応がしっかりしている”とか、“最後まで安心して任せられる会社”、という点を最重要視したものでした。
大手のリフォーム会社ならリフォーム後になくなってしまうということも考えづらいし、ある程度知名度があれば下手なことはできないだろうという考えのもと、
父なりに何社かHPなどで見てはいたようで、選んだのは、大手Mリフォーム会社さんでした。
実は何年か前にも、父がお話を伺っていたことがあったようで、その時と同じ営業担当の方が改めて我が家に現調にいらっしゃることになりました。
リフォーム会社営業さんの現地調査と打ち合わせスタート
今、こんなに偉そうに、我が持ち家のように リフォーム の記事を書こうとしていますが、 リフォーム をすることに決まった当初の私は、
「うち リフォーム するの?そうなんだ〜。とりあえず自分の部屋は床をジグザグのやつ(ヘリンボーン貼りのこと。当時は名前を知りませんでした)にしたいな〜」
以上、まる。
でした。
その程度の参加意欲だったので、初めて現調にいらっしゃった時には打ち合わせにも参加せず、自分の部屋で仕事をしていました。
少しお話してから、実際におうちの中の現状確認が始まったようで、しばらくすると私の部屋にも営業担当さんがいらっしゃいました。
どういうふうにしたいか希望を聞かれたので「うーん。とりあえず、ジグザグの床にしたいです。」とだけ答えました。
Fさんが「あ〜、いわゆるヘリンボーン貼りですね」とおっしゃって「あ、あれってヘリンボーン貼りっていうんだ。確かにヘリンボーン。」と初めてジグザグ床の名称を知った日。(笑)
余計な口は出さず、両親の好きなようにしてもらおうと、なるべく参加しないように努めたのですが、しばらくして母に呼ばれ、結局話し合いに参加することに。
担当さんは、施工事例などを見せてくださりながら、どんな感じが好みですか?
どのへんを改善したい、こうしたい、というのはありますか?
予算はどのくらいですか?
と質問してくださるのに、両親の回答といったら
父「うーん、特にないんだけど、おまかせするのでいい感じにやってください」
母「キッチンで家事をしながらTVが観たいの」
父「予算はあってないようなもの」
でした(笑)
ほんとすみません・・・。
リフォームしたいと思っていながらも、誰一人として理想の住まいのビジョンをほとんど持っていないという。。。
これじゃあ提案しようにもできませんよね。
ほんとにリフォームしたいの?という状況でなんとか絞り出した要望は
・廊下が多いので廊下を減らしたい
・夕飯の支度をしながらTVをみたい
・父の仕事スペースは必須
・収納がふえればいいな〜
・予算は特に決まってませんが安いほうがそりゃ嬉しいです
これだけ。
これでフルリフォームを希望するとは担当さんも不思議だったでしょう。
それでも、絞り出した僅かな要望?を持ち帰ってリフォームプランを作製してきてくださるということでその日の現調は終わりました。
改めてどんなリフォームの形があるか見直してみる
こうして、口を出さないはずだったリフォーム計画へ積極的な参加どころか、最終的には指揮をとるぐらいにしゃしゃり出すことになるのですが…。
その日、ふと思ったのです。
リフォーム (しかも 全面リフォーム )ってこんなに簡単に決めていいの?
そこで、 リフォーム ( リノベーション )について自分で少し調べてみると、なんと皆さん数社に見積もり依頼して決めているではありませんか!(いまさら…)
みんながそうだからといって、そうしないといけないとは思わないけれど、
こちらがあまりにも無知のままでは、何か提案されても、良いのか悪いのかも分からない。
リフォーム の相場も分からなければ、全て言わるまま、検討さえできない。
もっとこうしたいとか、今日のように希望も要望も伝えられない。
ということに気がついたのです。
すごいことに気がついた風に言ってるけど、みんな知ってますよね。遅すぎますでしょ。
そこで父に、もう少し他の会社とかにも聞いてみたほうが良いんじゃない?と提案してみました。
が、とにかく早く終わらせたい父。
めんどくさそう(笑)
仕方ないので、私がやるしかないと、本腰を入れて調べ始めました。
リフォーム本も数冊購入しましたが、ウェブサイトのほうが手っ取り早く知りたい情報にたどり着けるので、インターネットでひたすら調べました。
リフォーム会社選びで一番参考にしたのは、houzzやホームプロ。そしてリノべる。
houzzはリフォームだけでなく、素敵なお家の事例がたくさん載っていて、多言語サイトなので海外のも事例も沢山みることができるので、ワクワク楽しくイメージを膨らませやすいです。
「専門家を探す」という項目で、一括でリフォーム会社を紹介してくれる機能もありますが、この機能はあまりにラフで、私には逆に少し利用しづらい雰囲気がありました。
ホームプロは日本の一般的な リフォーム の事例が沢山掲載されています。
50,000件のリフォーム事例をカンタン検索【ホームプロ】
houzzよりも、より現実的で具体的な事例が多くてとても参考になります。
こういう感じのキッチンならこのくらい、こういう感じのお風呂ならこのくらい、
と、リフォーム箇所ごとのリアルな相場がわかってとっても参考になりました。
リフォーム会社の一括紹介機能もわかりやすく、匿名でOKというのが気軽で使いやすかったので、利用してみることに。
簡単な項目を選択して送信すると、すぐにたくさんの(最大8社とのことです)リフォーム会社から、アピールのメールをいただきました。
もちろん、それ以降営業の連絡がくることもありませんし、気に入ったところがあればこちらから連絡すれば良いので、本当に気軽に利用できました。
リフォームをお願いする前に理想のイメージや要望を明確にしておくことが大切
改めてどんなリフォーム会社があるか、どんなリフォームの方法があるか、どんなテイストのリフォームがあるか、調べれば調べるほど、
リフォーム会社も建築士さんも工務店さんも果てしなくたくさんあり、混乱。
しかも色々みていくうちに、正直なところ
もしや、私の好みのおうちは、一般的なリフォーム会社にお願いしても無理なのでは・・・?という気持ちがよぎりました。
でも、今からリフォームも請け負ってくれる建築家さんを探して…打ち合わせに伺って…。
いつ終わるか分からないリフォーム計画になっちゃう。
父に言ったら絶対に却下でしょう。
なにせ、“きれいになれば何でも素敵だし今年中に終わらせたい”のですから。
家族で住む家なのでみんなの意見を聞きながら進めるべきだし、ましてや家の持ち主は父なので父の意見を尊重するべきだと思い、
自分だけなら考えたはずの“建築家にお願いする”、という選択肢は選びませんでした。
デザイナーズ系のこだわりのあるリフォーム会社も検討しましたが、そういった会社はほとんどが、はじめから自宅に現調に来てくださるのではなく、まずは事務所にお伺いして打ち合わせ。それから現調。
父にそれとなく提案してみましたが、やっぱり面倒そう…。
だよね。だめだこりゃ。
どこにお願いするにせよ、自分たちの理想やイメージがしっかりしていてそれを伝えられれば、素敵なお家にしあげてもらえるだろう、と諦めて、
ここは父が重要視している「補償・安心」を基準にして大手の会社の中からとりあえずもう1社お願いしてみることに。
選んだのは、セキスイ系のリフォーム会社、マルリノさん。
ホームプロで、素敵だと思った事例にマルリノさんの手がけたものが多かった上に、評価がすごく高かったのと、
両親のことを考えると、ゴージャスな家よりも、できるだけ健康に害の少ない建材を使って、体に優しく快適にほっとできるお家にしたいと思っていたので、
快適で健康的に過ごせるリノベーションを提案している、というところに惹かれました。
ホームプロは、リフォーム会社の評価や実際にリフォームされた方の口コミもまとめてみれるところがすごく便利で、
利用されている方が一番多いリフォーム会社紹介サイトなので、口コミや感想の数が多く読み応えもあってとても参考になりました。
現調をお願いすると、マルリノさんも対応が早く、すぐに営業担当の方がいらしてくださることになりました。
全面リフォームをするのに、我が家のようにこれほど無計画なのも珍しいとは思いますが
これからリフォームされる方は、リフォームする前にある程度の知識を身につけることと、1社にお願いする前にまずリサーチをして、できるだけ何社か並行してお打ち合わせすることをおすすめします。
我が家の場合、このような経緯で、他の会社との打ち合わせが、だいたい2ステップくらい遅れてしまったのですが、一社ずつではなく、できれば数社同時に、平行して進めたほうが絶対に良いと思いました。
次の記事から、プランの提案や対応など、いよいよ進んでいくリフォームの様子を少しずつ書いていきたいと思います。
新築・リフォームの間取りアイデア
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